□ 白瀬の生涯

◯國際地球観測年と日本の南極観測

2008.02.15昭和離岸

國際地球観測年と日本の南極観測

 昭和30年(1955)、国際地球観測年に関わる南極会議がベルギーのブリュッセルで開かれました。

日本は南極観測の参加を申し入れますが、すんなりと受け入れられた訳ではありません。

戦後10年、独立(サンフランシスコ講和条約1951)し てからわずか4年しかたっていない日本に対して、関係国は「国際社会に復帰する資格はない」という発言が多数あったといいます。

会議に出席した永田東大教授は白瀬隊の実績を述べ、また、日本の地球科学に対する過去の実績と熱意を述べて、何とか南極基地を設け南極観測に参加することができました。

このことを考えると、白瀬の南極探検なくして、日本の南極観測はあり得なかったといっても過言ではありません。

●昭和基地(1)DSC_0432 極地研提供

文責:佐藤 忠悦(NPO法人白瀬南極探検100周年記念会 監事)

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