作者別: shirase100

◯投書事件

●投書事件 児玉将軍に会った翌年、白瀬は大きな事件を起こしています。 当時陸軍では「陸軍武官結婚条例」というものがあって、将校(少尉以上)や下士官、准士官が結婚するには一定の保証金を陸軍省に納めなければなりませんでした。…

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◯千島探険

●千島探険 自由の身になった白瀬は児玉将軍に進められた千島探検を企てますが、当時、海軍の退役軍人で組織する「報效義会」を率いる海軍大尉郡司成(しげ)忠(ただ)が大規模な千島探検を計画していることを聞き一隊員として加わりま…

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◯占守島の生活

●占守島の生活   白瀬たちの占守島の生活は食糧の確保と寒さとの闘いでした。 翌年の(明治28年)3月には食料も乏しくなり、体力は衰弱し、6人のうち次から次へ壊血病で亡くなり、その遺体の傍で生活するという悲惨な…

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◯北極から南極へ

●北極から南極へ 白瀬は前に述べたように、北極探検を目指しておりました。 ところが明治42年9月アメリカのピアリーが北極点踏破に成功したというニュースが飛び込んできます。 これまで北極探検を志して体を鍛え、佐々木節斎の五…

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◯明治という時代

●明治という時代 そして何といっても、明治という時代です。 明治維新はすべてを一新し、封建時代の鬱積したエネルギーが国運(日清、日露の戦勝)の上昇とともに海外へ飛び出そうとしていました。 明治は日本の青春時代といわれるよ…

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◯後援会の設立

●後援会の設立  政府が補助金の交付をしなかった理由はいろいろありますが、当時(明治35)イギリスと日本は日英軍事同盟を結んでおりました。 このことはイギリ スの派遣するスコット隊と競争になることが、外交上好ましくないと…

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◯第二報效丸

●第二報效丸   しかし、この第二報效丸は、当初予定していた「磐城」に比べの三分の一にも満たない小さな帆船の漁船でした。 あまりにも小さな船に「こんな小さな船で南極まで行けるはずがない」。 これまで全面的にバッ…

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◯隊員の公募

●隊員の公募 探検隊員は公募しますが、 その条件のひとつに、 「身体強健にして堅忍不抜の精神を有し、 かつ多量の飲酒をせず、 歯力強健にして梅干の核(たね)を噛み砕きえるもの」 と具体的に明示しています。   …

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